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今日も暑いぞシロクマが美味い。
土曜日のこの9/11だというのに頭を抱えたくなるような快晴の35℃の青空の下。
皆さん有意義な土曜日の週末をお過ごしでしょうか。
そうです。私は仕事でございます。
もうね。お盆の一時的なブランクなんぞとおの昔に終了打ち止めですね。
ボチボチアルバムのお仕事も入ってきとりますわ。
というか入ってもらわないと私もごはん食べれませんからね。
皆様よろしくお願いたてまつり候かしこ。
今日は事務所に誰も居ないDAYなので、ちょいと遅めに出勤してきおりましたけども。
アルバムの編集作業がまだまだあるので、それをとっかえひっかえ慎ましやかに淡々と作業をしております次第です。はい。
土曜日の出勤の時に、少し遅い時間に電車に乗っていますとですね、いつもは通勤のサラリーマンの方々ですとか、OLさんの方々がメインで乗ってらっしゃる電車も、何かしら遊びオーラ満々の若者ですとか、観光地に向かうファミリーの方々ですとかがものすごい多くなるんですけどね。
そんな人達を見るのも私楽しいので、土日の出勤の時はちょい遅めに出勤するのが楽しみだったりするんです。
今日もそういう方々が沢山電車に乗ってらっしゃいましたけども。
その中で一組、家族4人で乗ってきたご家族が居たんですけどね。
その中の、小学校4年生くらいの男の子が面白くてですね。
私はいつも電車の一番前か、一番後ろの車両に乗るんですけども。
今日は一番後ろの車両でして。
そのご家族は一番後ろの車両の、4席シートに座ってらっしゃったのですけども、その男の子がどーしても後ろの車窓から線路を見たいって言って、席を離れて後ろの車窓に張り付いてたんですね。
で、見てるだけなんかなーと思ったら、線路脇に設置してある色んな指示看板を見て、
「あー、あのマークは登斜角12度だな、ここは坂にゃのか」
とか
「あー、減速マークなのに減速してないやん。これは運転手駄目だー」
とか、何かJRの日勤教育を思わせるような発言を、ちょいたどたどしいカワイイ口調で、周りに聞こえるくらいの声でブツブツ言ってるんですよ。
それが何ともカワイイやら面白いやらで、もう私もDS持ちながら笑いを堪えるのが大変でして。
で、駅に到着しますと、最後尾車両なので車掌さんが発車前に電車から出て来て指差し確認するんですけどね。
その子も一緒に車掌さんの前に立って、
「○○○前方ヨーシ」
ってハモってるんですよ。
車掌さんもまんざらじゃないみたいに子どもにちょい合わせ気味に確認してたりとかして。なんかちっちゃい車掌さんと2人でやってるみたいになってましてね。
何駅かそれを繰り返してたんですけども、その内だんだん周りの人もそれに気がつき始めまして何となくほんわかした優しい雰囲気になってたんですけども。
3駅くらいでご両親が、
「また○○(男の子の名前)はこんなことやって!!はやく席に戻りなさい!!」
って怒ってその男の子を連れ戻そうとしてたんですけども、その隣の席に座ってた大学生くらいのお兄ちゃんが、
「いいじゃないですか。本人も楽しそうだし、もうすぐ京都なんでさせてあげたらどうですか?」
とか言い始めまして。
そしたらその向かいのじいちゃんも、
「そやそや。別に危ない事してるわけやないし、させといてあげーな」
と、皆男の子の味方になってしまいまして。
おかあさんはちょい恥ずかしそうに、
「そ、っそうですかねえ・・・もう、ほんとにあの子はブツブツ」
って言ってましたが、男の子は意気揚々としてまたその続きを。
心の中で、
「兄ちゃん、じいちゃん、GJ!!」
と親指を立てておきました。
で、終着駅の京都に到着しまして、その男の子は一番最初に電車を降りて、ドアの横手に立って、
「ご乗車有り難うございました〜、またのご乗車お待ちしておりましゅ〜」
って降りる人に頭下げてましてですね。
もうこいつカワイイにも程があるやろ。って思ってたんですけども。
そりゃもう、みんなニコニコしながら、電車降りて行きましたよ。
JRの皆さん、是非あの子をJR西日本にスカウトしましょうそうしましょう。
あんな乗客和ます車掌、まず居ませんぜ。
ま、前振りはそんくらいにしまして。
一番上の画像は、balzer Designs -handmade art- さんという、海外のデザイナーさん・・・
というより、こりゃアーティストさん?というほうがいいのかもしれませんけども。
その方が結婚した時のアルバムを、4年かかってやっと出来ましたーという記事からちょい引用させて頂きまして。
なぜかと言うと、もう既にアルバムなんていう概念からはぶっ飛んでしまっているにも程があったので。
この方も自分で言ってますけども、
「このアルバムは実際のブライダルアルバムの概念では通用しない物だけで出来ている」
ということで、
なんともアートな造りになっております。
ですけど一応見開きから
「PROLOGUE」
から始まるんですよね。
直にストーリーが書き込んであるようですが。
キャンバスに直塗りの模様と、あちこちにビーズやお花のモチーフをコラージュして。
立体なのか、平面なのか、そんなこたあいいんだよ!的な造りです。
最後はちゃんと、
「I believe in happily ever after」
うーん。カッチョエエ。
もう製本とかそんなんどうでもええやん。と言いたくなってしまうくらい、インパクト大ですね。
ある意味、ブライダルアルバムって、結婚するお2人だけの物ですのでね。
その2人にとって、大事な思い出を思い返す材料になるのが、一番の目的でもあったりするわけです。
そんな気持ちからすると、こういう1からハンドメイドのアルバムって、もうこうなってしまってはアルバムと呼ぶべきなのかどうなのかはまた別問題としてみても、その理想型なんではなかろうかと。そんな風に思ったので。
他の人から見れば
「なんか訳わからんぞー」
という物であっても、その2人にとっての一番なのであればそれが何より優先事項なのですからね。
逆に言えば、他人に見せて回るものでも無いって言ってしまえばそれまでですが。
ま、親御さんとかはまた別として。
実際はいつも私が作ってるアルバムとかですと、やっぱりカメラマンの写真があってのアルバムですので、こういう写真の使い方するとおそらく100%カメラマンは納得いかん!てなるんでしょうけどね。
そういう意味でも、「通常の概念では通用しない」って言ってる意味もあるのかも。
でもカメラマンは納得しなくとも、お客様本人が満足すればそれが一番いいんじゃないの?とか考えたりしてみたり・・・・
うーん。頭が(汗)
アグレッシブなアートアルバムに、ちょいと色々考えさせられてお勉強の私なのでした。
色んなものの制作に携わっていますとですね、その時間が長ければ長い程、自分では知らず知らずの間に、何か頭の中で凝り固まってしまう物ってあると思うんです。
それが良い面に出る時ももちろん大いにありますけども、マイナスになってしまう事も、少なからずあると思うんですよね。
経験から回避しようとするリスクの中にしか、手に入らないビジュアルがあったり。
通常のセオリーでは絶対駄目出しをもらってしまうような中にしか、存在しないアイデアがあったり。
それを実行する事で回りに多大に迷惑をかけてしまう事でしか、つかみ取れないチャンスがあったり。
そういうのが見えているうちは全然いいんですけどね。
固まりすぎてしまうとどんどんそういうのが見えなくなってしまって、視野が狭くなってしまいます。
自分だけはそうなりたくないなあ・・・と思っていた子ども時代、
ふと気がつけば大人になってしまってた時と、なんだか似てる気がしまして。
そんなちょーっとだけもやもやした気持ちを、あの電車のカワイイ車掌さんに重ね合わせてみたりする土曜の1日なのでした。
そういえば小学生の低学年の時やなんかは、周りにものすごい不思議な事がイッパイあったなあ・・・あれいつから感じなくなったんやろ?とかね。
ま、そんな妄想房総半島はちょい置いといて、アルバム作りに励んだりしてみます♪
みなさんも良い週末をお過ごしくださいねー
頑張らなければ(汗)
ではでは♪
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車掌の男の子、かわいすぎるぅ!
返信削除和みますねぇ~
それにしてもまさしく、「兄ちゃん、じいちゃん、GJ!!」
僕だったらよう声かけられないなぁ、恥ずかしがり屋だし。
お母さんにキレられたらどないしょとか思ってしまう(^_^;
p.s.リンクさせてもらいました!
>Shibazoさん
返信削除わふーーー!
どもです!ツイッターではいつもしょうもないレスでご迷惑おかけしまして(汗)
サイトにリンク貼ってくださるなんてもうなんと御礼たてまつればよいのやらアワワワ
現役のバイク屋さんにリンクしてもらえるとは思ってもみなかったので超絶嬉しいですほんまにありがとうございますですすいません。
あたふたしながらこちらもリンク貼らせて頂きます!!
Shibazoさんも子どもさん大好きっぽいですねぇ♪フヒヒ
いつもブログの子どもさんの写真、ニヤニヤにながら見させていただいてますですよ。
こちらの記事でもちょい取り上げさせて頂きますね♪
ありがとうございました!