星が輝く七夕に入籍される方の結婚指輪 |
さーさーのーはーさーらさらー♪(´∀`)
なんて歌うにしては、京都もちょい雲が多すぎて残念ながら天の川は見えませんでしたが。
でも織姫と彦星はそのほうが遠慮なく逢えると思うので、私個人的には七夕は曇ってるほうがいいのではないかな?と思い続けてはや数十年。
どうもこんにちわ。NAWOでございます。
上の写真はとあるジュエリーデザイナーさんが作られた、七夕に入籍されたお2人の結婚指輪。
星がさりげなくデザインされててステキだったので一枚。
おとといにちらっとコメくださったさなぎさんもおっしゃってましたけども、「一年に一度、100年経っても、実際の4ヶ月にも満たない時間しか逢えない」のなら、下々の人間共なんぞに気を使うことなく、雲のカーテンに隠れて思う存分鴨川の川縁のカップルみたいにしていただけたらと。
にしてもそんなロマンチックな言い方のできるさなぎさんを、尊敬してやみません。(´∀`)
さすが文章作る方は切り口が違うなあ・・・と素直に感動しました。
あ、でも鴨川っていっても、京都以外の人は何のことやらわかりませんね。
京都の中央部の南北に走る、浅いんですけどまあまあ川幅の広い川で鴨川ってのがあるんですけどね、
市内の一番繁華街の河原町通りや、木屋町ですとか、先斗町の近辺になるので、夏場はその川縁にものすごい数のカップルさんが並ぶわけです。
そうそう、ちょうど今くらいの季節から、名物の「納涼床」が出始める時期でもあります。
その納涼床の下の川辺に、カップル達が肩を寄せ合って並ぶわけなんですけども。
京都の夏の風物詩。でも冬も見れるよ。 |
2人でくっついて、目視でほぼ正確に約5mおきに並ぶという現象が、今時分から天気がよければ毎晩コンスタントに見れます。
特に金曜、土曜の晩は大賑わいですよ。
川縁に降りると、街灯やなんかもちょい離れますので、2人でいいムードになるのにはうってつけの暗さにはなるんですけども、
四条大橋や三条大橋から超丸見えなので、そんなに顔を覆いたくなるようなハレンチなことも出来ませんし、まあほほえましい光景ではあります。
でも本当に均等に並んでますので、知らずに見るとその整然さに一瞬我が目を疑うこともありますけどね。(;・∀・)
今はどうなのか知りませんが、私が高校とかに行ってたころは、やれ「鴨川の川辺で2人で座ると一ヶ月以内に別れる」ですとか、「嵐山の手漕ぎボートに2人で乗ると、3日で別れる」だとか言う話がぎょーさんありましたね。
そんなん気にしとったら、どっこも行けへんやん!って思ってた時期が私にもありました。
てか、京都てそんなとこばっかりですけどね。( ・∀・)
本来の観光とはまあ全然目的も趣旨もちゃいますけども、そんなわざと俗的な京都を探して見つけてみる旅ってのもなかなか面白いのでは?と思いますです。
京都は学生や若者が多くて、色々新しい事もあるかと思いきや、戦争でも焼けず、大きな地震や災害に見舞われた事も無い都市なので、外から見るとものすごーくアンバランスな新旧の一面があったりします。
それこそ、長年京都に居ないとわからない、良い話も、恐い話しもあったりしますので、表の京都と裏の京都、知ってると結構面白いもんですよ。フヒヒ( ・∀・)
ま、昔ながらの京都の人はそういうマイナスのところはあまり話したがりませんけどね。
前フリはまたもやものすごく長くなってしまいましたが・・・(;´Д`)
昨日はいきなり、なんの前触れもなくコメントできるのだけれど表示が消えるという怪奇現象がわがブログに起こりまして、夜だというのにあたふたあーでもないこーでもないと設定を見直したりしてたんですが、大体ブログの、しかもコメントの設定なんぞ、久しく触ったこともありませんでしたので、結局色々やってはみたのですが、どれも関係ありませんでした。
でもって昨日の昼頃に、さりげなく普通に戻っていたりしてますので、何かしらBLOGGERの不具合だったのかな?と思ってますが・・・頼むよー。Google先生。
ま、でもコメント消えたわけではなく、表示されないだけだったみたいなので、そこはまあよかったかなーと思ったりしております。
コメントのテストをしていただきました、さなぎさん、masahiroさん、それとその現象をお教え頂きました、Tappyさん本当にありがとうございました。。
それにそんな状態にもかかわらず、コメントをくださった由良のアワビ屋さんもありがとうございます。。
得にTappyさんには何度もコメ送信頂いたりしてしまいまして、ご迷惑おかけしましてほんとすいませんでした。また懲りずにコメお願いします。。(m´・ω・`)m
さて、昨日はmasahiroさんのお子さんの出産記念ということで、子供や赤ちゃんの写真にまつわることで記事書いてましたけども。
おとといは・・・たしか昭和のかほりのする、結婚式の演出のお話でしたね、そうそう。
今日はその話しの続きでもしようかと。
この暑い中、ホンマご苦労様です・・ |
一般でデザイナーとして活動されています方々と比べますと、映像とか写真というものに近しい場所で仕事をしておりまして。
写真や映像というと、もちろんCMや広告にも使われますが、
一番使用されるのが多いのが、結婚式なんかで撮影して、それを残すっていう、「記録」としてのお仕事が多いわけです。
「記録」としてのお仕事となると、それこそ結婚式だけではなくて、それが「学校行事」ですとか、「企業の創業の記録」ですとか、「子供の成長」とか、色んな多岐にわたる事になるんですが。
その中で結婚式と対極にあるのが「葬祭」の記録のお仕事です。
4文字熟語で「冠婚葬祭」という言葉がありますように、人生で一番華やかな、嬉しい時と、その真逆の悲しい時。いずれもその人の人生にとって大事な一面であることに違いは無いのですが。
今は仕事では殆ど行っていませんが、今の私の働いていますTAKE6の前の仕事場で働いていました時は、葬祭関係のお仕事をかなり頻繁にさせていただいておりました。
葬祭の写真のお仕事って、結局のところどんなことやってるの?て話しはまたすごーーーく長くなるので、ここでは割愛して次の機会にでもお話しようかなと思いますけども、以外とデジタル技術を使用しての葬祭のお仕事というのも沢山ありまして、忙しくさせて頂いてた事もあります。
で、その時に一緒に・・・というか、直接一緒に働いていたわけでは無いのですが、その時の上司にあたる方で「Yさん」という方がいらっしゃいまして。
年齢で言うと私よりも相当先輩のカメラマンなんですけども、色んな式場さんですとか、そういった冠婚葬祭業のエライ方々ともお知り合いが非常に多いのと、その人自体がものすごく沢山アイデアを出されるのが得意なので、一時期はそのアイデアを形にする係・・・みたいに仕事をしていた時期がありました。(;´∀`)
こちらは最近多い、ボトルにそのまま彫刻するタイプ。 |
それをすぐに耐水性のラベルシールで印刷して、新郎新婦の生まれ年製造のワインやシャンパンのボトルにそれを貼り付け、記念品として用意するとか。
2人の子供の頃からの写真を数十枚用意して、生い立ちヒストリー的な巨大なウエルカムボードを作ったりだとか。
今ではネットで探せば普通にやってはる業者さんも多いんですけども、そういうのが一般に浸透する前に、色んなすごい数の
「あれやりたいこれやりたい」(・∀・)
て事を次々と片っ端から形にしていた時期もありまして、大変ながらも私も楽しんで仕事していました。
それは婚礼だけでなく、葬祭のほうにも発揮されてまして、故人さんのお写真を立てかける小さな額の作りを工夫して特許を取ったりもしてはったんですけども。
ですがやはり葬祭というのは、婚礼とは真逆の行事でもありますので、遺族の方々の心情ですとか、宗教の絡みなんかもものすごく複雑になってきますので、そうそうアイデアがあったとしても何でも出来るってわけにはいきません。(;・∀・)
なんでもその時は、自宅でお葬式をされるよりも、今は全国に沢山ある「葬祭ホール」と呼ばれる葬祭場でされるのが多くなってきた時期でして、近畿でもそういうホールの建設ラッシュだった時期。
大手の冠婚葬祭屋さんと仕事していた時期もあり、そういう業者さんは年々減少傾向にある婚礼件数と、増加傾向にある葬祭件数を天秤にかけて、今まで婚礼で使用していた建物や機材なんかを、葬祭業に転化させて使用する方法を模索してはるところが多くありました。
建物はまあ、改装すれば広い会場になりますので問題は無いのですが、中の機材やなんかは、そういった会社の経営者さんからすれば、高価な什器や機材やなんかはできるだけそのまま流用したい・・・・というのが本音らしく、そういう相談も多かったようです。
そこでそのYさんに持ちかけられたのが、
「式場に設置してあるスモーク機能付きの入場ゴンドラを、葬祭での使用できるアイデアは無いか?」
という事でした。
まあ私からすれば、葬祭てもっとなんかひっそりと故人を送るもんじゃないの?て考えるんですが、式場の経営者さんからすれば、昔とはいえ相当お金をかけた設備なので、もったいないので再利用したいなあ・・・といのが本音ってとこですかね。
Yさんも色々悩んではったみたいなんですが、ある日私の作業場に来てこんな会話が。
「なあなあ、葬祭でな、いい演出思いついてんけど聞いてくれる?」( ・∀・)
「はいはい。いいですよ、聞きましょか。」(´∀`)
「えっとな、○○の式場さんあるやんか。あそこに、昔使ってはった、婚礼の入場用のゴンドラがあんねん。で、それをうまーく使って、葬儀の演出にするねんけどな。」( ・∀・)
「・・・・・・・・・・・・・・はい。」(;´∀`)
「こう、祭壇にそのゴンドラに乗せた棺が立てかけてあって、故人の顔がみれるようになってて、それに向かってみんな焼香やとか、お坊さんがお経唱えはったり、一通りイベントしてもろてやね。」( ・∀・)
「・・・・・・・・」(;´∀`)
「で、最後の出棺の時に、そこにみんなでお花とか入れはって、アナウンサーが『出棺です』て言わはったら、自動で棺の扉が閉まって、スモークがバアーっと下から湧き上がってきてやね、ゴンドラに乗って上昇していくって言う。まさに『天に召される』て感じで。」( ・∀・)
「・・・・」(;゚Д゚)
「どうかなあ。僕の想像上、ものすごく絵になるし、めっちゃ綺麗やし、絶対いけると思うねんか。どう思う?」( ・∀・)
「・・・うーん、正直私にはちょっと解りかねますが・・・(汗)」(;´Д`)
「そかそかー、まあ僕のアイデアはいつも普通の人にはなかなか最初は理解してもらいにくいしなあ。一回コレ言ってみるわ。じゃあねー」( ・∀・)
私が頭の中に浮かんだのは、ドラキュラさんの棺おけだったんですが、まあそれはナイショということで。
その後その話しは全く聞いてないので、結局そういう演出はされることなく今に至ってるみたいなんですけどね。いいのやらわるいのやら、よおわかりません。
今は本当にイヌも歩けば葬祭ホールに当たるんじゃないかっていうくらい、葬祭関係の建物って増えましたね。
京都は土地柄ものすごく保守的なので、なかなかそういう大型の葬祭場てのは作りにくいみたいなのですが、それでもすごい勢いでまだ増え続けています。
私もそりゃ、今まで色んな葬儀に出席してはいますけども、色んな演出ですとか、工夫てのは故人の意思を尊重するって事でされる人も多いようですけどね。
んーでも、本当にこれは私個人の考えで恐縮なんですけど、亡くなった方の意思以外では、できればお金儲けの観点でそういうのは止めてほしいなあ。。。と思うわけです。(;´∀`)
Tappyさんもコメントでちらっとおっしゃってましたが、
「葬儀場の入り口に故人の等身大パネルがあって、ものすごくにこやかに笑っていて、なんともいえない気分だった」
とかおっしゃってましたが、婚礼と違うのはその辺だと思うんですよね。
参列される方々の心情というのは、お祝いの方向には全く向かってないので、「コレ」っていう演出がしにくいのはそりゃ仕方ないんではないかなと。
「故人を偲ぶ」って言葉をよく使いますけども、「偲ぶ」ってなんやねん?といわれると、非常に難しい気もしますので。
まあただ、その人が大切であって、皆で見送ってあげたいって言う観点からしたらYさんのアイデアも確かに間違ってはいないかなあとは思うんですけどね。
でも私の親族とかの葬儀でそんな演出があったら、たぶん度肝抜かれるのを通りこして、ちょい呆れるんじゃないかと思うんですけどねぇ。Yさん、どうでしょ?(;´∀`)
葬儀関係というのは、今でこそ映画の影響ですとかでちょいオープンになってきてはいますけども、まだまだ私の知ってる限りでは、「なんで??」というようなところも沢山あるのが事実です。
まあそれでゴハンを食べてらっしゃる方々も今はものすごく沢山いらっしゃるので、言えませんけども、大事なのは故人を大切に思う心だと思うので、まあぶっちゃけどんな演出しても結構なんですが、そこらへんを一番大事にしてほしいなーと。
Yさん、演出に凝るのもいいですけど、そこらへんも大事にできるアイデアまたお願いしますねー
葬祭にまつわるお話はまだまだあるので、それもまた気が向いたらお話しようかなーなんて思います。
婚礼にしても葬祭にしても、その人々の大切な一場面であることには変わりありませんし、そういうシーンを題材にして仕事が出来るのは本当に恵まれてると思いますので、私にしても大事にしていきたいお仕事ではあるんですけどね。(´∀`)
今日は京都もほんと良い天気ですが、
とりあえずめちゃくちゃ暑いので、高木コーヒーでも行って涼んでから、またお仕事しようかなーと思っておりますです。
聞いたとこによると、祇園祭のお囃子の練習も今日までらしいので、これから益々暑くなるんだろうなーと思うとちょい複雑ですが。
私にはシロクマアイスがあるのでダイジョブーてな感じで頑張ってきますです。
ああ、でも今日は打ち合わせだらけなんだなー。あちゃー(;^ω^)
でも頑張るぞー!
ではではー。。。
生まれるのも一人
返信削除死ぬのも一人
俺は、家族葬で十分だけどなぁ。
>Tappyさん
返信削除コメありがとうございますー
私はまだ自分が亡くなった時のことを想像することができないでいますけども、生まれるのも死ぬのも一人ってのは確かにそうかもしれませんね。
誰かが言ってた言葉で、
「生まれてきた時は皆が笑っていて、貴方が一人だけ泣いていたでしょう。だから貴方が亡くなる時は、皆が泣いていて、貴方が笑っていなければなりません」
て言葉を思い出しました。
芸能人の方とかだと、ものすごい葬儀だったりするんですが、それももし、亡くなった人に話しが聞けるとしたら、なんと言わはるのかなぁ・・・とか色々考えてしまう自分も居ます。
家族葬って、今となっては本当は一番贅沢なのかもしれませんね。そう思います。