ネコで有名な地中海の某島のクロネコ。
白い建物が多い中だと、存在感バツグンですな♪
どもども。皆様こんばんわ。
やっと一週間も木曜日で真ん中過ぎて、週末に向けてテンション上がりつつある人もいらっしゃるかと思いますけども、いかがお過ごしてでしょうかね?
ま、テンション上がる下がるに関わらず、出来れば仕事は一定量入り続けてくれないものだろうか・・
そんな現代社会においては実は非常に贅沢なのではないのか?というようなことをつぶさに考えずにはいられない。
そんなnawoでございます。
ブライダルのお仕事といいますのは、私のような写真やビデオには留まらず。
お花屋さんから衣裳屋さんから、一組様の新郎新婦さんに裏方も含めると非常に沢山の業種の人が集合!!して仕事をしていくのが普通なんですけども。
ですので結婚する人が少ない時ってのは、別に写真だけではなく他の業種さんも暇になってしまうのですね。まあ当たり前ですけども。
なので今の時期のようなブライダルのシーズンオフの時期に、大きな会社さんだとかでしたら社員旅行だとか研修旅行だとかって言って、あちこち旅行に行かれてるとこも多いようですけどもね。
と、なんでそんな話なのか?と言いますとですね。
私がこの業界で仕事しはじめてからなんですけども、ブライダル関係あら派生する仕事でたまたまご一緒させて頂いておりました、とある方がいらっしゃいまして。
業種は違うのですけども、同じ業界なのでまあなんだかんだと話とかしておりましてね。
でもってお互い全然気付かなかったのですけども、よくよく話を聞いてみると、実は小学校の時に同じクラスだった。なんて事がありまして。
でもって数日前に、その方から社員旅行が2月にあるのだって連絡が来ましてね。
業種は違えども、やはりブライダル業界なのでそういう閑散期に社内イベントするのよねえ・・・と思ってたとこでございました。
なんでも社員旅行は国内ですけども沖縄に行くんだとかで。
なんだそれ!!超ウラヤマシイ!!!!!と思ってた次第であります。
その人と話を色々しましてですね、当時の小学校の頃の事も思い出してたりしたのですけども。
一緒だったのは諸学校の5年とか6年とかの、言うなれば終盤のほうだったのですけどもね。
いろいろある思い出の中で、ソヤツはちょっと苦手な物がありまして。
よく高所恐怖症だとか、閉所恐怖症だとか。そういう類いの何かが「コワい」という症状なのですけども、その人のは
「集合体恐怖症」
でございましたんですな。
私にはあまり良く解らないんですけど、具体的に言うと、細かい物だとか小さな物が沢山集まってる様子を見るのがものすごくコワくて嫌い。という具合らしいです。
小さい蟻が、角砂糖に群がってる様子だとか。
蓮の花が咲いた跡に出来る、ブツブツのイッパイ詰まった種の部分だとか。
でもそんな事言ったらシャワーヘッドだってそうじゃない?とか思うんですけど、聞いたとこによると、整然と何かの法則に沿って並んでるものは大丈夫と言う事で。
なんか聞けば聞く程よくわかんないんですけど、そういう事みたいです。
で、小学校の時に、ちょっと事件が起こりましてですね。
まあ見事にワルガキだった私は、同じくワルガキな友人と共に小学生特有のクダラナイ遊びを開発するのが大好きで。
その日も面白い事が何かないだろうか・・と思いながら、図工の時間に使用するセメダインのキャップを明けて、匂いを確認したりしてたんですけども。
その時にフと思いついたのが、このセメダインを使って何か遊べないかどうか・・・と言う事で、丁度机の上にあったシャーペンの芯の折れた物の先に、チョコっとだけこのセメダインを付けまして、天井に向かってピュッ!と放り投げますとアラ不思議!
天井にセメダインで先だけくっついて、ブラーンとなって落ちてこない。
おお!これはもしかしてオモシロイかも♪
と頭にのった私は悪友を呼びまして、そこからシャーペンの芯で天井ダーツ!!とか言ってひたすら投げ続けておりました。
どんどん天井にくっついていく、無数のシャーペンの芯。
白い天井に、どんどん黒くて細い棒状の物が集まっていきます。
で、昼休みももうちょっとで終わり・・・という頃になりまして、先ほどの話にでてきた集合体恐怖症の友人がドッジボールから帰ってきまして。
私的にはなかなか壮大なアート作品でも作れたかのように、その友人を読んで、
「見て見て!!こんなんできた!!スゴイ?スゴイ?」
とか言ってたかと思うんですけども。
それを見た友人は一瞬にして顔が凍り付き、
「イヤァァァァァァアアアアアア!!!!」
と雄叫びをあげながら教室を後にしたのでありました・・・
・・・ま、その後悪友とともに、担任に殺されるかという勢いで怒られ、勿論5時間目の前半は廊下に経たされたあげく、放課後も残って天井掃除させられた事は言う迄もございません・・・
ま、そんな集合恐怖症の方ってのも中にはいらっしゃるんでしょうけどもね。
そんな話を思い出しておりましたら、とあるアーティストさんの作品が素晴らしいんですけども、そういう人には絶対に受け入れられないんだろうなあ・・・というのがございまして。
Matthew Davisさんという方なのですけどもね。
この方はちょっと普通に絵を書くのではなく、小さなプールに油性の絵の具を浮かべて、そこにカンバスであるアルミ板などをつけて色をのせていく。という技法で描いてらっしゃいまして。
いうなれば油絵の具を使った「点画」みたいな感じなんですかね。
遠距離と近距離で見る印象が随分と変わったりするんですけど、まあとりあえず作品を見ていただきましょうそうしましょう。
・・・私的にはメッチャ綺麗〜〜とか思うんですけどもね。
その集合恐怖症の方が見ると、どう言うのかなあ・・・とか思うわけです。
それはともあれ作品は、不安定な円形を幾重にも幾重にも重ねる事で、なんともアンニュイな、エッジがあるようでないような不思議なタッチに。
色の使い方も上手ですよねえ・・・水の色とか凄いっす。
なんでも先ほど描きましたような状況で制作されるので、一旦乗せた絵の具が完璧に渇くまで待って、それから次にまた水に浮かべた絵の具を転写して・・・
という聞いてるだけで気が遠くなりそうな工程みたいですけどもね。
ちなみにこのMatthew Davisさんのポートフォリオサイトもありまして。
そちらではこの絵の任意の場所の拡大図を見れるようになっております。
http://www.matthewdavis.de/
よろしかったらドウゾ〜
ま。アート作品ってのは見る人に何かしらの変化を促すってのがまずもって目的ではあるんでしょうけどもね。そういう意味では全うだと思いますけども。
ぜひともその友人に、この絵を見せてどういう反応をしてくれるのかってのが見てみたいですねえ・・
やっぱ見たら同じようにイヤァァァーて言ってくれるんだろうか・・・
と、そんなイジワルを考えないで、仕事っすね仕事。
とりあえず今週も残り少ないので皆様がんばりましょ〜
ではではまた明日。
ごきげんよう〜♪
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